タメになる読書会

インターネット上で、読書会をやります。世界中から参加可能です

基本的には、有名な本や、定番の本を読んでゆきます。

毎月、ぼくの方から書名を指定します。

その際、「読書ガイド」の音声、あるいは、動画も一緒にお送りしますので、興味のある人は、見るようにしてください。

その中で、少しずつ、「タメになる本の読み方」についても解説してゆこうと思います。

次の月の中旬〜下旬、インターネット上で読書会を行います。

そこでは、参加者全員に「その本を読んで得たこと」などについて発言してもらう予定です。

(ですので、あまり人数は取れません。)

もちろん、ぼくも参加しますので、電話のように、音声で対話することが可能です。

ひと通り、全員からの発言が終わった後で、ぼくからも、お話しようと思います。その間も、質問自由です。

日時が合わない場合は、読書会の録音ファイルをお送りしますので、それを聴くようにしてください。

そして、感想等を専用サイト(コメント欄があります)に書き込んでください。

こうして、毎月、「内容が濃い本」を読んでゆきます。

1年も続ければ、精神生活は「別物」になってしまうと思います。

それくらい「読書」には効果があります。

あなたの思考生活も変わりますし、日々の発言も変わります。感情反応も変わります。

人生観も変わるでしょうし、善悪の基準も変わると思います。

その結果、まわりの人のあなたを見る目も変わります。

もちろん、評価が「上がる」わけですが、そのこと自体には、あまり価値を感じないようにもなると思います。

しっかりとした本を、考えながら読むことで、その著者によって、あなたの思考が引き上げられ、まるで、自分自身の「存在」そのものが変わってしまったかのような感覚を覚えると思います。

扱う書籍は、入手しやすいものに限りますので、Amazon.co.jpや、書店で買うことができます。また、多くの図書館にも所蔵されているような書籍を扱おうと思います。

精神を備えた人々の作品をひらくと、著者たちは真実の言葉で我々に語りかけて来る。

だからこそ彼らは我々を鼓舞し、我々を養うことができるのである。

彼らだけが十分な意識をもち、入念な選択を試み、特別な目的をいだいて、一つ一つの語を結合して行く。(ショウペンハウエル)
さらに一言だけ、私の献辞について正しく説明しておきたい。

私はクールノーの学生でもなければ弟子でもない。

私は彼を見たこともないし、ましてや会ったことさえない。

それでも私は学校を出てから多くの彼の著作を読んだ。

それは私の生涯における幸運のひとつであると思っている。(ガブリエル・タルド)
良い書物にじっくりと取り組み、新しい知恵を読み取ってゆくうちに、師とされてしまうものだ。(孔子)

ぼくにとって、「読書」とは、とても特別なものです。

幼稚園生の頃から、意識して、たくさん本を読んできました。

まわりの大人や、親も会話してくれましたが、話せる時間も限られています。

もちろん、知識範囲や、思索の範囲も限られています。

ですので、ぼくは、多くのことを「本」から学んだのです。

読書をすれば、歴史上著名な人物の思考に触れあうことができます。

なんという特権、なんという奇跡かと思い、たくさんの本を読みました。

途中、「読んでばかりでは、いけないのではないか」と思い、わざと読まないようにしていた時期もありました。

しかし、その後、「やはり読もう」と思い、それから、読み続けて今に至ります。

そして、振り返ってみると、「ぼくの人生で、一体何が良かったのだろう?」と考えたとき、たくさんの「著者たち」が、ぼくを引き上げてくれて、ぼくを守り、導いてくれたということが第一だと思うのです。

それくらい、ぼくにとって、「読書」とは特別なことです。

将来、肉体が弱れば、読書もできなくなるかもしれませんが、なるべく身体も大切にして、ながく読んでゆきたいと思っています。

このように、ぼくにとっては、「読書には、価値がある」ということは、もはや自明であるような体験なのですが、この「読書の価値」を伝えようとしたとき、困難を覚えることが多くありました。

そもそも、「本」に対する思い入れというか、その気持ちに温度差があります。

また、本好きの人の場合も、「読んだって、役に立たないんだけどね」と言っていたりします。

ぼくからすると、まともな「非実用的な読書」というものは、実は最高に実用的なものであって、人生を変える力を持つものです。

哲学が好きな人の文章を読んでいると、「哲学なんて、何の役にも立たないんだけどね」「でも、興味をひかれてしまうんだよね」のような文脈にも出会いますが、ぼくは、そう感じていません。

短期的には成果が出ないかもしれませんが、人生にまじめに取り組んでゆこうとするなら、ものすごく役に立つと思っています。

そもそも、一体、この世界をどう捉えたらいいのか、「自分」とは何なのか、何を目指して生きればいいのか、この種のことに取り組んでゆこうとしたとき、多くの人にとって現実的な道は、「読書」だと思います。

もちろん、感じ方は、ひとりひとり違いますから、この読書会に参加しても、ぼくと同じような感じ方には、ならないかもしれないと思います。

でも、少なくとも、

一般的には、「非実用的」と呼ばれるような古典を読み、「ものすごく実用的だ、素晴らしい、自分を変えてくれた」と実感できてくるような本の読み方

世界の見方が変わるような本の読み方

思考が解放され、自由になるような本の読み方

は伝えてゆけると思います。

毎月、ぼくの方から、書名を指定します。

ですから、ただ「読書はいいよ」と言われても、どんな本を読んだらいいかわからなかったり、どう読んだらいいのかわからない人も大丈夫です。

このときに、「どう読んでゆくか」を説明した「読書ガイド」の音声(あるいは、動画)も一緒に送ります。

課題図書に密着した説明もしますし、読書一般についての解説も、少しずつ行ってゆきます。

読書になれていない人も、段階的に慣れてゆけるように、当初の3ヶ月は、意識して、「薄い本」を指定するようにします。

もちろん、「薄い」とは言っても、内容は「濃い」本です。

厚い本を指定するときには、「通読が難しい人は、特に○ページから○ページを読んでください」のようなガイドもしようと思います。

そして、ページ数は少なくてもいいから、「著者と対話するような読み方」(その方法も説明します)をしてゆき、ネット上での読書会で、その「読み」について発表して欲しいのです。

ここで大切なマインドセットが、「自分が成長すればOK」という考え方です。

幅広い分野の本を読んでゆきますので、その全ての背景知識を正確に把握することは、ムリです。(ぼくにもムリです。)

そのようなことを指向していたら、事実上、読書が不可能になってしまいます。

ですから、「専門家から見たら、不正確でもいいし、間違っていてもいいから、自分自身が成長すればOK」と考えて欲しいのです。

読書会は、録音して、その音声ファイルもお送りします。

そして、読書会終了後、専用サイトに、感想や、考えたことなどを書き込んでください。

このサイクルを繰り返してゆくことで、もし、これを1年間も続けることができれば、あなたは、相当自分自身が変わったことを実感できると思います。

お申し込み方法

Step1

以前、公式メルマガでお届けした、

「この読書会を始めるに至った経緯(付:自分を変えるための本の読み方)」

の音声を未聴の方は、下のプレーヤーの三角マークをクリックして、お聴きください(40分程度)。

※プレーヤーが表示されない方は、mp3ファイルをダウンロードして、お聴きください

右クリックでダウンロード

Step2

この読書会の参加費は、毎月1万800円(税込)になります。開催されたのは、2012年10月から2013年9月になるのですが、現在、このバックナンバーを購入可能です。

現在、決済方法は、PayPalのみとなります。

PayPal決済(クレジットカード)

毎月1万800円ずつの決済になります。途中退会は、自由です。

※領収書は、発行していません。PayPalからのメールで、それに代えてください

このリンクをクリックすると、お申し込みページに飛びます。お申し込み後、PayPalのSubscribeボタンが出ますので、そちらを押してPayPalのサイトに飛び、決済してください。商品名は、「吉永賢一・読書会」です。

Step3

数時間以内に、PayPalから、入金手続き完了のメールが届きます。

※大抵は、数分以内にメールが届きますが、数時間程度かかる場合もあります。

Step4

入金確認後、第1回の課題図書名と、読書ガイドがメールで届きます。

※入金確認には、1週間程度かかることもあります。

Step5

課題図書を、書店や図書館で入手してください。(書籍代は、参加費に含まれません。)

Step6

Step4で送られた「読書ガイド」等を参考にして、読んでゆきます。

Step7

およそ20日後、読書会のビデオが届きます。

Step8

数日後、次の月の課題図書名と読書ガイドが届きます。

お申し込みは、こちらから

吉永賢一  

追伸1

毎月1万800円(税込)で、内容の濃い本を読んでゆく習慣をつけることができます。しかも、ネット上の読書会において、ぼくと音声通話することも可能です。(現在は、バックナンバーを配付中ですので、直接対話はできません。対話が収録された音声を聴いてゆくことになります。)

わずか1ヶ月に1冊とは言え、1年も続ければ、大きな進歩を実感できると思います。

追伸2

良い本を読んでゆく習慣をつけることは、人生において、とても大切なことだと思います。

読書していないと、思考が単調になりがちですし、だからこそ、同じ問題を繰り返すことにも、なりやすいです。

また、知恵が出てきにくいということにもなると思います。

特に、自分ひとりでは、なかなか名著を読むことがない人に、こういう機会を活かしてほしいです。

お申し込みは、こちらから

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